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分野:東洋学、オリエンタリズム・コロニアリズム、比較文化

アジア学レファレンス名著復刻叢書 第4回配本
オリエンタリズム年代記 (仏語初版)
モール著「東洋研究の27年」全2巻 および デュガ著「東洋学者列伝」全2巻
(Series: Reference Library of Asian Studies)

2003年4月刊行
全4巻セット本体価¥73,000 (分売可)
ISBN 4-901481-44-4


□Jules Mohl
Vingt-sept ans d'histoire des etudes orientales:
Rapports faits a la Societe Asiatique de Paris de 1840 a 1867, 2 vols.
(底本:1879-80年刊)
全2巻 分売:ISBN 4-901481-45-2 本体価 \48,000

□Gustave Dugat
Histoire des orientalistes de l'Europe du XIIe au XIXe siecle, precedee d'une esquisse historique des etudes orientales
(底本:1868-70年刊)
全2巻 ISBN 4-901481-46-0 本体価 \36,000

◆以下はエドワード・W・サイード著「オリエンタリズム」(今沢紀子訳、平凡社ライブラリー)より。

・・・ヴィエンヌ公会議以後、オリエンタリズムがいかに包括的なものになったか、それを示す第2の指標は、19世紀におけるこの分野の年代記それ自体のなかに見出される。この種の年代記のうちもっとも詳細なものは、ジュール・モールの『東洋研究の27年』である。・・・モールはパリのアジア協会の理事であったが、パリといえば19世紀半ばすぎまで、オリエンタリズムの首都であった。したがって、協会内のモールの地位ほどオリエンタリズムの中枢に近い位置はなかった。・・・

・・・ギュスターブ・デュガの『12世紀から12世紀に至るまでのヨーロッパの東洋学者列伝 』は、主要な人物のみ選び出して書かれた年代記であるが、それでもそこに扱われている領域は、モールのものに劣らずきわめて広大なものである。


サイードの「オリエンタリズム」にこのように称えられた名著2点の同時復刻です。両著ともに、オリエンタリズムに関するあらゆる言語、地域、文化領域をあつかい、この分野の研究を網羅しつくしている重要文献です。アジア学、東洋学、歴史、考古学、文学など人文系研究に関する基本レファレンスとして、どうぞご所属の大学学部、図書館にご推薦ください。

■「アジア学レファレンス名著復刻叢書」シリーズ好評既刊
第1回配本
A. Guerinot 編著 「ジャイナ教書誌」全1巻
Essai de bibliographie jaina:
Repertoire analytique et methodique des travaux relatifs au jainisme
2001年11月刊行 本体価¥24,800 c620pp ISBN 4-931444-83-0

第2回配本
N. B. Dennys 編著 「英領マラヤ事典」全1巻
A Descriptive Dictionary of British Malaya
New introduction by Kingsley Bolton, University of Hong Kong
2002年6月刊行 本体価¥28,800 c430pp ISBN 4-901481-01-0

第3回配本
ブレットシュナイダー著 「中国におけるヨーロッパ人の植物発見史」全2巻
History of European Botanical Discoveries in China
New Introduction by Kerrie MacPherson, University of Hong Kong
2002年6月刊行 本体価¥49,800 c1184pp ISBN 4-901481-00-2