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英国史、英文学、キリスト教史研究の基本図書 |
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Joseph Gillow著
英国カトリック史事典 全5巻
A Literary and Biographical History, or
Bibliographical Dictionary of the
English Catholics,
From the Breach with Rome, in 1534, to the Present
Time |
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1999年11月刊行
価格\92,500(本体)
全5巻計3,0880頁+別巻
John Bevan編索引 250頁
ISBN4-931444-32-6
復刻版:底本1885-1902年刊 |
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英国カトリック史研究にもっとも役に立つレファレンスとされる、Gillowの人名・書誌事典が復刊されます。1885年から17年の歳月をかけ完成された本書は、現在でも宗教改革期から19世紀末までの英国キリスト教史に関する最大の学術情報源のひとつとされています。英国カトリックに関わる2200名にのぼる人物を見出し語として掲げるこの事典は、DNBなど他のレファレンスでは入手できないマイナーな人名も数多く含みます。同時に各項目の書誌は本書の重要な要素になっており、写本、パンフレット、異版、英訳文献や匿名文書の情報まで網羅しています。書誌中には反カトリックの立場からの関連文献まで含み、カトリック史だけでなく英国史、キリスト教史研究全般に広く役立てることが出来ます。
著者のJoseph Gillow(1850-1921)は、英国カトリック研究のパイオニアと称される人物で、Catholic
Record Societyを創立しました。本書の他にThe Tyldesley Diary、Dodd's Church
Historyなど多くの編・著作があります。
今回の復刻セットには、1985年にこの事典発刊100年を記念して出版されたJohn Bevan編Index &
Finding List (250頁)が付録されます。人名見出しのみで利用の不便であった本事典が、この索引によりテーマや書名などから縦横に検索できるようになり、歴史事典として広く活用できるようになります。
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推薦文
上智大学名誉教授
ピーター・ミルワード
“英国のカトリックは、奇しくも日本のキリシタンと同時代に迫害された歴史を持つ。Catholicとは「普遍」を意味するが、文字通り英国のカトリックはプロテスタントの国家にありながら、信念をもって「普遍性」を貫くのである。
本書はキリスト教を研究する者にとって「欠くべからざる」書であろう。”
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